ケース別:配偶者(夫・妻)がうつ病で離婚したい

はじめに

結婚生活は、互いに理解し合い、支え合いながら歩むものですが、配偶者が精神的にしんどくなっている場合、その生活は大きく変化します。

例えば、配偶者がうつ病にかかってしまった場合、家庭内の問題が顕在化し、夫婦関係に悪影響を与えることがあります。

配偶者が離婚を考える場合の対処法について考えていきます。

配偶者が精神的な負担をかかえている場合の問題点

配偶者が精神的な負担をかかえている場合、以下のような問題点が生じることがあります。

1. コミュニケーションの困難

配偶者がうつ病にかかると、コミュニケーションがとりにくくなることがあります。

うつ病の症状には、無気力感や消極性があるため、会話が弾まないことがあります。

このような状態が続くと、夫婦関係に深刻な影響を与えることがあります。

2. 家事や育児の負担の増大

配偶者がうつ病にかかると、家事や育児の負担が増大することがあります。

これは、うつ病の症状により、配偶者が家事や育児に参加できなくなるためです。

家事や育児を一人で担当するのは大変な負担ですので、夫婦関係に悪影響を与えることがあります。

3. 経済的な負担の増大

配偶者がうつ病にかかると、医療費や治療費がかかるため、経済的な負担が増大することがあります。

また、うつ病により、配偶者が働けなくなる場合もあるため、収入が減少することがあります。

これらの問題が重なると、家庭内のストレスが増大し、夫婦関係が悪化することがあります。

ご相談者様が精神的な負担をかかえている場合

相手方にDVやモラルハラスメントをされている場合にはなかなか別居に踏み切ること自体が難しいことが多いです。

別居まで多くの相談がありましたが、無事に最後まで対応して離婚成立ができました。

悩んでいるところからのサポートもしておりますので一度ご相談ください。特に、モラハラで、精神的な暴力や嫌がらせのようなことがなされており、実際には家庭でのいじめのように扱われているケースも少なくありません。

モラハラは主に言葉や行動、態度によって相手に精神テク苦痛を与えますが、DVと同じようにご自身は被害に気付けていない場合も多く、当事務所に相談に来られる方の中にも、モラハラの被害に遭われている方が、本を読んだり、第三者から話を聞いてはじめ、自分がモラハラを受けているということに気づく方も少なくありません。

家庭内で、モラハラをする方は、例えば、家庭に何か問題が起きても、自分の責任であるということの認識が不十分な方が多く、夫婦関係に上下関係をつけたり、異常なパワーバランスをつけたりする傾向にあります。

モラハラ被害はなかなか周囲に理解されず、いい夫やいい妻を演じて、周りからはみえにくく、被害を我慢しても自分だけがしんどくなり、精神的にも負担が大きくうつ病やメンタルダウンがおきている状態がよくあります。

当事務所では、これらのモラハラやDVの被害を受けた方のサポートにも引き続き率先して行っておっております。

モラハラとは精神的DVです

  • 相手を貶める発言をしたりあざ笑ったりする
  • 配偶者や子どもを無視する
  • 大声でどなったり大切なモノを壊す……など

モラハラは、肉体的にでなく言葉や嫌がらせで相手を精神的に追い詰めていく行為です。

「自分が我慢すればいい」と一人で抱え込んでしまったり、離婚をしたいと思っても報復を恐れて萎縮してしまう方も少なくありません。その辛さ、一度私たちに話してみませんか。

ご相談いただけば、場合によっては慰謝料の請求もでき、相談者様を守りながら納得のいく解決策への道筋を見つけることができます。

これまで多岐にわたる離婚問題を解決し、男性からの依頼、女性からの依頼ともに数多く担当させていただいております。

離婚・男女問題はメンタル的にお辛い状況から出発することがほとんどですので、そういう方々に配慮できるよう、不安を少しでも解消できるよう弁護士・スタッフ一同取り組んでおります。特に、離婚は結婚と同じく人生の大きな決断の一つですので、安易に妥結することのないようサポートさせていただいております。

今何をすべきか、今後どうしていくべきか、初回相談の中で出来る限りのアドバイスをさせていただきますので、お一人で悩まずにご相談ください。

かがりび綜合法律事務所は精神的、心理的なフォローが違います。

法律的な知見があることは前提で、弁護士として依頼者の方にとって最もお役に立てる力は何だろう?そう考えたときに、私たちが出した答えは「依頼者の方の精神面をケアする力」でした。

人は問題を抱えたとき、先の見通しが立たないことで、不安や恐れを抱きます。

そのような不安や恐れがある中で、普段馴染みのない弁護士に問題を相談することも、依頼者の方にとって大きな負担となってしまうのではないか、と思うのです。

そのため、そのような状況でも依頼者様に安心感を持ってご相談いただけるように、私は認定心理士の資格取得をはじめ、メンタルヘルスに関する学びを続けています。

  • 依頼者の方はどんなことを不安に思っているのだろうか?
  • どのような話し方や対応であれば安心してご相談いただけるのだろうか?
  • 依頼者の方が前向きに人生を歩めるようにするには、どのような言葉が必要だろうか?

依頼者の方に安心して相談していただけるように、メンタルヘルスを学ぶうえで得た知見を生かしつつ、じっくりお話をお伺いしていきます。

そして問題を通じて、依頼者の方がその後の人生を自分らしく生きられるように、最善を尽くして問題解決に取り組んでまいります。

解決事例

妻側から夫の不貞相手に慰謝料請求 200万円で解決したケース(2か月程度のスピード解決)

  • 不倫・浮気
  • 慰謝料
  • 依頼主 30代 女性

依頼者からの相談内容

妻側は探偵会社に夫の素行調査を依頼されていましたところ、夫の不貞女性がいることが判明し、これまでの楽しい人生が裏切られたと考えるようになり、悲しみにくれていたところ、離婚のご相談とともに弁護士に相談がありました。

結果

心痛なお気持ちを聞かせていただき、離婚自体は夫の対応次第としてその不貞女性に対しては慰謝料請求を行っていくことにしました。

そこで、弁護士より内容証明郵便を送付して交渉を行いました。相手方も反論してきましたが、客観的な証拠で再反論して最終的には上記の結論にいたりました。

弁護士からのコメント

この方は法律事務所に電話することをとても緊張されていました。

法律事務所は人生でお世話になることがあまりないのが通常ですから緊張されることもよくわかります。

弊所では安心してお話できるようにいつも優しく丁寧対応することにしております。

女性の御依頼様も多く、若い方から年配の方まで幅広くご相談いただいています。

ご安心してご相談くださいますようお願いします。

モラハラ夫との離婚事案 ①(別居段階からの相談、解決金250万円)

  • 別居 婚姻費用
  • 離婚請求
  • モラハラ
  • 依頼主 40代 女性

依頼者からの相談内容

依頼者様は夫からのモラルハラスメントが結婚してから10年間も続いており、ついに夫のモラハラに耐え兼ね、別居を考えていましたが、生活費の懸念もあること、夫からのモラハラ経験により、別居することにより怒鳴られたりきつくあたられたりするのではないかと悩み、なかなか別居まで踏み出せずに弁護士に相談がありました。

結果

ご相談を通じて、弁護士と別居のタイミングを伺い、別居するまでに資産の把握や身辺整理、婚姻費用(生活費)の調停申立の準備等を戦略的に行いました。

そして、弁護士に継続的な相談をしながら別居のタイミングを伺っていました。

別居後に婚姻費用の申し立てで生活費を確保して離婚成立しました。

弁護士からのコメント

モラルハラスメントをされている場合にはなかなか別居に踏み切ること自体が難しいことが多いです。

モラハラを行う相手は、相手を精神的・経済的に支配下に置いたりコントロールしたがる場合が多くあり、別居自体からの相談が多くあります。

弁護士が介入することにより、窓口は全て弁護士になりますので、支配下から脱出は可能です。

また、今回のように、婚姻費用の請求を行い、生活費を確保しながら、相手に離婚を迫ることが可能です。

この依頼者様も無事に最後まで対応して離婚成立ができました。

悩んでいるところからのサポートもしておりますので一度ご相談ください。

モラハラ夫との離婚事案 ②

  • 依頼者: 40代 女性

依頼者からの相談内容

依頼者様は夫がモラルハラスメントが続いておりそもそも別居したいのですが、なかなか別居まで踏み出せずに弁護士に相談がありました。

結果

弁護士に継続的しながら別居のタイミングを伺っていました。

別居後に婚姻費用の申し立てで生活費を確保して離婚成立しました。

弁護士からのコメント

モラルハラスメントをされている場合にはなかなか別居に踏み切ること自体が難しいことが多いです。

別居まで多くの相談がありましたが、無事に最後まで対応して離婚成立ができました。

悩んでいるところからのサポートもしておりますので一度ご相談ください。

感謝の声

野条先生にはお世話になりました。

元々相手方からのモラハラに悩まされていて、離婚ができるかどうか心配していましたが、離婚調停の際でもきちんと主張してもらい助かりました。

財産分野でも自動車の所有が認められたり、親権の事でもこちらにあらかじめ有利にいってもらえたりしてよかったです。

貸していたお金も300万円近く返ってきてよかったです。この度は本当にありがとうございました。
40代女性
離婚事件
本町駅からすぐのビルの2階にあり、明るくプライバシーが守られる環境で相談出来ました。

私がお世話になった井上先生はとても話しやすかったです。

丁寧で迅速な対応はもちろんですが、常に励まし、こちらの気持ちに寄り添い、最善の道に導いて下さったことに感謝しています。

先生のような方に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。
30代女性
野条先生も井上先生も、物腰やわらかで話しやすいです。

井上先生は認定心理士や夫婦カウンセラーの資格もお持ちで、法律面だけでなく心理面からも依頼者に寄り添った対応をしてくれます!
50代男性
弁護士事務所へ相談に行くのは、とても勇気がいる事です。そのせいで相談が遅れてしまう事もあるでしょう。

そんな時には、ぜひ一度、井上先生にご相談する事をお勧めします。

朗らかで温和で声が大きくて元気が良くて。弁護士先生へのイメージが、一瞬でころっと変わりました。

相談に真剣に乗ってくださり、また時に的確な指導もいただき(そんな時も怖くなくて、心に染みる感じです)、本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
40代女性

keyboard_arrow_up

0664793766 問い合わせバナー 無料法律相談について