大阪の弁護士法人かがりび綜合法律事務所で代表弁護士を務めております、野条健人(のじょう けんと)です。
離婚という大きな決断に直面した際、苦しまれているのは女性だけではありません。近年、私のもとには「妻とのパワーバランスに悩み、自分からは言い出せない」という男性からの切実なご相談が増えています。
今回は、妻側の強い性格(パワハラ的気質)に圧倒されながらも、戦略的な介入によってわずか3ヶ月という短期間で、適正な財産分与と円満な離婚を実現した30代男性の解決事例をご紹介します。
このページの目次
1. 相談の背景:性格の不一致と、崩れた「家庭内バランス」
今回の依頼者様は30代の男性。お子様が2人いらっしゃいましたが、以前から「性格の不一致」を強く感じており、相談時にはすでに別居を開始されていました。
依頼者様が最も悩まれていたのは、奥様の「パワハラ的」な気質でした。
- 話し合いが成立しない: 離婚や財産分与について冷静に議論しようとしても、一方的に責め立てられたり、感情的に圧倒されたりしてしまう。
- 精神的な疲弊: 長年のパワーバランスの偏りにより、依頼者様は自分から意見を言うことに強い恐怖を感じ、精神的にひどく消耗されていました。
- 財産分与の不安: 適正に財産を分けたいという思いはあっても、相手の勢いに押されて「不当な条件を飲まされるのではないか」という不安を抱えていらっしゃいました。
こうした状況下で、「自分一人ではもう限界だ」と感じ、当事務所の門を叩かれました。
2. 野条健人の戦略:感情の衝突を回避する「遮断」と「スピード解決」
お話を伺い、私は依頼者様の精神的な回復が最優先であると判断しました。同時に、資産管理や適正な評価に強みを持つ弁護士として、迅速かつ合理的な解決を目指しました。
① 窓口の完全な一本化
受任後すぐに、私から奥様へ通知を送りました。**「今後の連絡はすべて弁護士である野条を通してください。本人への直接の連絡は控えてください」**という強い通告です。 これにより、依頼者様を苦しめていた「直接の衝突」を物理的・法的に遮断しました。
② あえて「慰謝料」よりも「スピード」を選択
法的には慰謝料請求も検討できる内容でしたが、依頼者様と深く協議を重ねた結果、**「一刻も早く、精神的な自由を手に入れたい」**という強いご希望を確認しました。 裁判に持ち込めば数年かかる可能性もありますが、交渉で着地させれば数ヶ月で終わります。私は「攻めの交渉」を行い、奥様に対しても「長引くことのデメリット」を的確に提示しました。
3. 解決の結果:わずか3ヶ月での協議離婚成立
徹底した交渉の結果、相談からわずか3ヶ月という異例のスピードで協議離婚が成立しました。
- 財産分与の適正化: 奥様の主張に流されることなく、通帳や資産を精査し、法的に妥当な範囲での正確な分与を実現しました。
- 親権と養育費の合意: お子様お二人の将来を第一に考え、適正な額の養育費を設定した上で合意。
- 精神的な回復: 何より、依頼者様が驚くほど元気に、明るくなられたことが印象的でした。
受任直後は表情が暗く、声にも元気がなかった依頼者様が、解決の日には晴れやかな笑顔で「本当に体が軽くなりました」と仰ってくださったとき、この仕事の意義を改めて強く感じました。
4. 弁護士 野条健人からのコメント
「男性側からの離婚請求」は、今や決して珍しいことではありません。 特に、今回のように**「妻側の力が強く、離婚の話さえ切り出せない」**という状況で、精神的にボロボロになってから相談に来られる方は多いのが実情です。
「弁護士に話すだけで、心の重荷は半分になります。」
一人で抱え込んでいると、相手の言いなりになってしまったり、逆に過度な攻撃をしてしまったりと、冷静な判断ができなくなります。 私は、依頼者様が何を求め、私たちが何を実現できるのか、専門家の視点から丁寧にご説明し、一生懸命に取り組むことをお約束します。
「とにかく今の生活から抜け出したい」「正当な権利を守りたい」 そんな思いがあるなら、一度お気軽にご相談ください。大阪の地で、あなたが再び笑顔を取り戻すためのパートナーとして、全力でサポートいたします。
