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はじめに:鏡に映る自分を、最後に「好き」と思ったのはいつですか?
弁護士法人かがりび綜合法律事務所、代表弁護士の野条健人です。
これまで大阪で多くの女性の再出発をお手伝いしてきましたが、相談室で向き合う方の多くが、ある「共通した状態」にいらっしゃいます。 それは、**「自分自身の感覚が麻痺してしまっている」**ということです。
「何を食べたいか」 「何をしている時が楽しいか」 「本当はどうしたいのか」
こうした問いに対して、「夫が……」「子供が……」ではなく、「私はこうしたい」と答えられる方が、驚くほど少ないのです。 長年、批判されたり、軽視されたり、あるいは過度な期待に応えようと自分を押し殺してきた結果、あなたの「自己肯定感」は砂のように崩れてしまっているのかもしれません。
でも、安心してください。 離婚という手続きは、単に紙を出す作業ではありません。あなたが、あなた自身の人生の主導権を夫から奪い返す、聖なる儀式です。
第1章:離婚は「失敗」ではない。自分を救うための「成功」である
日本の社会では、まだどこかに「離婚=家庭を守れなかった」というネガティブなイメージが残っています。特に真面目な女性ほど、「私の努力が足りなかったのではないか」と、自分を敗北者のように感じてしまいます。
しかし、それは大きな間違いです。
- 幸せになれない環境から抜け出す決断。
- 自分の尊厳を傷つける相手に「NO」と言う勇気。
- 子供に「笑顔のお母さん」を見せようとする強さ。
これらはすべて、人生における**「誇るべき成功」**です。 私は、相談に来られた方に必ずお伝えします。「ここに来た時点で、あなたは自分を救うための一歩を踏み出した、とても強い人なんですよ」と。
第2章:弁護士は、あなたの「折れた心」の添え木になる
「メンタルのことはカウンセラーに。法律のことは弁護士に。」 確かにそうかもしれませんが、離婚においては、この2つは切り離せません。 なぜなら、法的な見通し(お金や住まい、子供の未来)が立たない限り、心はいつまでも不安で揺れ動き、回復できないからです。
私が大切にしている「心理的安全性」
私の役割は、法的な手続きを進めるだけではありません。 あなたが「自分は守られている」「いざとなったら野条が何とかしてくれる」という絶対的な安心感を持つための**「盾」**になることです。
- 「怖い」と言っていい場所: 夫からの報復が怖い、一人になるのが怖い。その恐怖を、まずは吐き出してください。
- 「わからない」を恥じなくていい: 複雑な法律やお金の話も、あなたが納得できるまで何度でも、噛み砕いてお話しします。
- 小さな「できた」を積み重ねる: 「資料を集められた」「自分の希望を口に出せた」。こうした小さな一歩を、私は一緒に喜びます。それがあなたの自信を再構築するからです。
第3章:【解決事例】「私なんて空っぽだ」と言っていた女性が、色鮮やかな世界を取り戻すまで
依頼者:Jさん(40代・大阪府内在住) 状況:夫からの過干渉と価値観の押し付けによる「自分喪失」
【相談前の状況】
Jさんの夫は、一見するとエリートで穏やかでしたが、Jさんの服、友人関係、お金の使い方まで全てをコントロールしていました。Jさんは「夫の言う通りにするのが、妻としての正解だ」と思い込み、いつの間にか趣味も笑顔も失い、自分が何のために生きているのか分からない「空虚感」に襲われていました。
【弁護士の介入と戦略】
Jさんは当初、「こんな理由で離婚したいなんて、贅沢でしょうか」と遠慮がちでした。 私は、「あなたがあなたらしくいられない場所は、あなたの居場所ではありません」とお伝えし、法的に「婚姻を継続し難い事由」として整理しました。
- 価値観の押し付けの証拠化: 夫から送られてくる執拗な「指導」のメールなどを整理し、それが精神的虐待であることを主張。
- 交渉の主導権確保: 夫は「お前のために言ってやっているんだ」と最後まで主張しましたが、私は「それはあなたの主観であり、Jさんの人格を著しく損なっている」と一蹴しました。
【解決結果】
無事に離婚が成立。 数ヶ月後、Jさんが事務所に挨拶に来られた時、私は驚きました。 服装も明るくなり、何より瞳に力強さが宿っていました。 「先生、昨日、生まれて初めて一人で映画を観に行ったんです。自分の好きな映画を、自分の意志で選んで。あぁ、私、生きてるんだって実感しました」
彼女が取り戻したのは、離婚届の受理という結果だけでなく、**「自分の人生を選択する力」**でした。
第4章:これからのあなたへ――「自尊心」を育てるための3つの約束
離婚を決意した、あるいは離婚を終えたあなたに、私から3つの約束をしてほしいことがあります。
1. 「自分の機嫌」を最優先にする
これまで誰かの機嫌を伺って生きてきた分、これからは「自分がどうすれば心地よいか」を基準にしてください。今日飲むお茶の種類、選ぶ服の色。小さな「好き」を自分で決めることが、自己肯定感の筋トレになります。
2. 過去を「経験」に変える
辛かった日々を「無駄な時間だった」と思わないでください。その日々を生き抜いたあなたの忍耐力と優しさは、これからの人生で誰かを癒し、自分を支える大きな力になります。
3. プロの力を借りる自分を誇る
一人で抱え込まず、弁護士という「外部の力」を頼った自分を、賢明な判断をしたと褒めてあげてください。自立とは、一人で全てやることではなく、**「適切に助けを求められること」**を指すのです。
最後に:大阪の空の下、あなたはもっと自由に笑える
弁護士法人かがりび綜合法律事務所の窓からは、活気あふれる大阪の街並みが見えます。 この街には、多様な生き方があり、再出発を応援する土壌があります。
あなたが夫の顔色を伺い、怯えて過ごす時間は、もう終わりです。 これからの時間は、あなたが楽しみ、あなたが喜び、あなたが自分自身を愛するために使ってください。
私は、法的な解決はもちろん、あなたが「自分を好き」になって事務所を卒業していけるよう、心を込めて伴走します。
「大丈夫、あなたはもう、自由です。」
その一言をあなたに直接伝えるために、私は今日もここで待っています。
【弁護士法人かがりび綜合法律事務所】 代表弁護士:野条 健人(のじょう けんと)
