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不倫されたあなたに起こりうる問題と対処法
配偶者の不倫は、まるで青天の霹靂。深く傷つき、今後の生活への不安で押しつぶされそうになるのは当然です。しかし、不倫によるトラブルは、不倫をした側だけに降りかかるものではありません。今回は、不倫をされたあなたに起こりうるトラブルと、その対処法について詳しく解説します。
予期せぬ苦しみ…不倫された側に起こりうる2つのトラブル
不倫の被害に遭われた方は、精神的な苦痛に加え、以下のようなトラブルに見舞われる可能性があります。
1. 不倫相手からの嫌がらせ
信じられないかもしれませんが、配偶者の不倫相手から嫌がらせを受けるケースがあります。
- 具体的な嫌がらせの例
- 突然自宅に押しかけ、不倫の事実を告げ口する
- 「早く離婚してほしい」などと迫る
- 非通知やSNSなどで執拗に連絡してくる
- あなたの職場や家族に不倫の事実を暴露する
これは、不倫相手が配偶者との関係継続を強く望んでいたり、あなたとの離婚を望んでいたりする場合に起こりやすいです。嫉妬や憎しみが、あなたへの攻撃的な行動に繋がってしまうのです。
もし嫌がらせを受けた場合の対処法
このような悪質な嫌がらせは、エスカレートするとストーカー行為に発展する可能性もあります。身の危険を感じたら、ためらわずに警察に相談しましょう。証拠となる連絡や訪問の記録は、しっかりと保存しておくことが重要です。弁護士に相談することで、法的措置を含めた対応を検討することも可能です。
2. 配偶者からの離婚要求
不倫をした側である配偶者から、まさかの離婚を要求されるケースも存在します。
- 配偶者が離婚を要求する理由
- 不倫相手と別れたくない、再婚したい
- 不倫が発覚したことへの逆ギレ
- あなたとの関係修復を諦めている
しかし、法律上、不倫をした側(有責配偶者)からの離婚請求は、原則として認められていません。婚姻関係を破綻させた責任がある側からの身勝手な離婚は、簡単には認められないのです。
有責配偶者からの離婚が認められるための厳しい条件
例外的に、有責配偶者からの離婚が認められるのは、以下のすべての条件を満たす場合に限られます。
- 長期間の別居が続いている:一般的に5年以上の別居期間が必要とされています。
- 未成熟な子供がいない:経済的・精神的に自立していない子供がいないこと。
- 離婚によって、不倫された側が経済面などで極めて過酷な状況に置かれない:離婚後の生活に困窮するおそれがないこと。
これらの条件から考えると、不倫された側が経済的に不安定であったり、幼い子供がいる場合は、離婚を拒否できる可能性が高いと言えます。
精神的ダメージは計り知れない
それでも、配偶者の裏切りという精神的苦痛に加え、さらに離婚まで要求されるとなると、その精神的ダメージは計り知れません。一人で悩まず、信頼できる友人や家族、弁護士に相談し、あなたの気持ちを整理することが大切です。
決して泣き寝入りしないで!あなたのための対処法
不倫は、あなたに大きな傷跡を残します。しかし、決して一人で抱え込まず、適切な対処をとることで、事態を打開することができます。
- 信頼できる人に相談する:まずは、あなたの辛い気持ちを誰かに打ち明けましょう。友人、家族、カウンセラーなど、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも心が楽になることがあります。
- 証拠を集める:不倫の事実を示す証拠(写真、メール、SNSのやり取り、ホテルの領収書など)は、慰謝料請求や離婚交渉において重要な武器となります。
- 弁護士に相談する:法的な知識や交渉の経験を持つ弁護士に相談することで、あなたの権利を守り、有利な解決を目指すことができます。慰謝料の請求、離婚の手続き、不倫相手からの嫌がらせへの対処など、具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。
- 冷静に今後のことを考える:感情的になるのは当然ですが、今後の生活設計や子供のことなど、冷静に考える時間を持つことも大切です。
不倫は許される行為ではありません。あなたは被害者であり、毅然とした態度で対応する権利があります。決して泣き寝入りせず、あなたのための最善の道を探しましょう。
かがりび綜合法律事務所では、不倫問題を抱えるあなたに寄り添い、親身にサポートいたします。一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの勇気ある一歩を、私たちがお手伝いします。
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