離婚の種類~裁判離婚

裁判離婚とは

協議離婚、調停離婚で離婚が成立しなかった場合は、家庭裁判所に離婚訴訟を提起することになります。この家庭裁判所の判決で離婚することを裁判離婚といいます。

裁判離婚は、夫婦間で合意ができなくても家庭裁判所の判断で強制的に離婚を成立させることができますが、訴訟提起には民法で定められた5つの理由が必要です。裁判離婚は、決着がつくまでに1年ぐらいかかるといわれています。  

上告や控訴があれば、さらに長引くことがあります。そもそも、離婚について家事調停で解決ができない場合には,離婚訴訟を起こすことになります。

離婚訴訟では,離婚そのものだけでなく,未成年の子どもがいる場合に離婚後の親権者を定めるほか,財産分与や年金分割,子どもの養育費などについても離婚と同時に決めてほしいと申立てることができます。又,離婚訴訟とともに,離婚に伴う慰謝料を求める訴訟を起こすこともできます。

この際、新たに書面の作成や証拠集めなどが必要になり、ご本人一人ではとても労力や精神的負担が多いと思います。離婚訴訟は、お互いが主張反論を繰り返しして主張が激しくなることが多いのです。

そういう意味では適切に主張するとともに寄り添ってもらえる弁護士さを探すことが大事だと思っています!有利な離婚をするためにも、離婚に強い当事務所の弁護士にご相談ください。

裁判離婚の手続き

裁判離婚の手続きは、以下のようになります。まず、離婚を希望する側が、家庭裁判所に離婚の訴状を提出します。この際に、離婚に伴う条件を記載します。

親権者、養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割と大きくテーマがありますので、そちらについてもどうすべきかを考えていく必要があります。裁判では、離婚原因や財産状況などを聞き取り、お互いの書面を見て、どちらの言い分が正しいか、当事者は書類提出を行ったり証拠や証人を求め、主張していきます。

裁判所は、お互いの言い分を聞き、離婚するかどうか、離婚するにあたっての離婚条件を決定します。最終的に、判決が下り、これが確定した場合には、夫婦は正式に離婚することになります。

裁判離婚の注意点

裁判離婚は、夫婦間の争いがある場合にのみ行われる方法であるため、手続きが複雑で費用もかかることがあります。

また、裁判所が決定する離婚条件どこまで自分の言い分が通るかも気になるところだと思います。

このため、裁判離婚を希望する場合は、弁護士の相談を受けることをおすすめします。

裁判離婚のメリットとデメリット

裁判離婚のメリットは、夫婦の争いが解消されることです。裁判所が離婚条件を決定するため、夫婦が合意できなかった問題が解決されることがあります。また、裁判離婚は、夫婦の争いが激しい場合でも、公正な判断を行うことができます。

一方、裁判離婚のデメリットは、手続きが複雑で費用も労力もかかることです。また、裁判所が決定する離婚条件は、夫婦が合意した場合とは異なることがあるため、注意が必要です。

このため、自分の言い分を通すためにも、以下において、かがりび綜合法律事務所に依頼するメリット

弁護士に依頼すべき4つの理由をご紹介します。

1:ご相談者様の言い分をきちんと聞いて手続を円滑にすすめます。

たとえ、証拠があり有利な立場であっても、主張方法や、証拠の使用方法、提出方法が間違っていると、裁判官に言い分や証拠の信用性を認めてもらえなかったり、理解してもらえなかったりするかもしれません。

しかし、弁護士に依頼すれば、専門家として、事案に応じ有効な主張方法や証拠の使用を吟味して検討していきます。
証拠がそろっていない場合は、色々な方法で証拠集めをしてくれるので、希望の結果を掴める可能性が高まります。

かがりび綜合法律事務所では、これまでの実績もあり、年間300件は相談実績がございます。解決事例も豊富ですので、ぜひお困りごとがあればかがりび綜合法律事務所までご相談ください。

2:訴状・準備書面・陳述書の作成を依頼でき、チーム一体で勝負します。

訴状・準備書面・陳述書など、訴訟で使用する書面の作成には、専門的な知識が必要です。
また、有利に裁判を進めるために、記載しておくべき事実経緯があります。

ご自身だけではどのように記載すればいいか分からないことが多いです。これは調停でも同じことです。このため、精神的なストレスを省き、弁護士に依頼して対応することをおすすめします。

当事務所では、男女複数の弁護士がおり、スタッフも離婚事件に精通しており、事務所が全体としてチームとして運営されている事務所で、このようなチームワークの良さはあまり他の事務所ではないと自負しております。

3:訴訟のなかでの状況を隅々までサポートします。

裁判では、判決で勝敗を決める以外に、『和解』という選択肢もあります。裁判の内容によっては、和解をした方が、金銭的にも権利的にも得をする状況もあります。

そのタイミングはご自身だけでは分かりませんし、弁護士がいることで、判決になった場合の見通しを聞くと共に、それと比べた場合の和解するメリット・デメリットを教えてもらい、最善の選択を提案してもらうことができます。

当事務所は、男性・女性からのご相談問わず、これまでさまざまなご相談の解決にとり組んで参りました。親身・誠実な対応はもちろん、相手との交渉にも自信があります。小さなことでも構いません。話すことで道が開けることもあります。

4:当事務所にはアットホームな感覚、安心感があります。

ご自身1人の訴訟を行うとなると、法的にわからないことや不安なことがあった場合に、相談する人もいません。現時点で分からないことが無くても、訴訟をしているということはとても精神的な負担になるので、これを一人で抱えるのは大変です。

また、裁判の進め方などにも不安を持たれるのではないでしょうか。弁護士がいてくれることで、法的な疑問や裁判の進め方も、すぐに解消できます。

当事務所には、認定心理士の資格を有する弁護士や夫婦カウンセリングの資格を有する弁護士等も在籍しており、メンタルサポートにも力を注いでおります。

離婚・男女問題はメンタル的にお辛い状況から出発することがほとんどですので、そういう方々に配慮できるよう、不安を少しでも解消できるよう弁護士・スタッフ一同取り組んでおります。

特に、離婚は結婚と同じく人生の大きな決断の一つですので、安易に妥結することのないようサポートさせていただいております。

結論

裁判離婚は、夫婦間の争いがある場合にのみ行われる方法であり、手続きが複雑で費用もかかることがあります。いきなり裁判をせずに、協議や調停で離婚手続きを進めることができます。裁判離婚を希望する場合は、弁護士の相談を受けることをおすすめします。

これまで裁判事例も多数おこなってきましたので、かがりび綜合法律事務所までご相談ください。

解決事例

依頼者からの相談内容

依頼者さんは、パートナーさんが度々精神的にも異常な言動をするようになってきたため、2年程度別居していましたが、なかなかその癖は治らず、依頼者さん自身がしんどくなってきました。

このため、ネットの口コミを見て、かがりび綜合法律事務所に相談しました。

結果

離婚調停を起こしましたが、相手方は裁判所に来ることすらせず、調停は不成立に終わり、離婚裁判が起こすことにしました。

離婚裁判では、民法770条1項5号では離婚事由の一つとして「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」という要件があります。

離婚が破綻している証拠をそろえて毅然と主張し無事に勝訴判決が得られ、離婚が認められました!

感謝の声

今回、大変お世話になりありがとうございました。

男女問題でお願いをしました。

野条先生から立証しにくい案件でしたが、色々と説明を頂き早く解決することが出来ました。

これを機に少し前向きに過ごせるようにしていきたいと思います。
30代女性
野条先生に、相談をさせていただきました。

こちらの事務所を選んだ理由は【検索サイトでの評価が高かったから…】という、とても単純なものでしたが、結果として本当に良い事務所と先生に当たったと思います。

法律事務所や弁護士の先生に対し、冷たくて威圧感がありそう…というイメージを持っていましたが、野条先生は優しくて物腰の柔らかい方でした。難しい話もわかりやすく丁寧に説明して下さるので、わからない事があって不安になったり、話の回りくどさにモヤモヤしたりというような事が一切ありませんでした。

ギリギリの状態なのに、法律事務所や弁護士の先生に相談に行くことに足踏みをしていましたが、本当に相談に行って良かったと思いますし、もっと早く相談に行っていれば良かったとさえ思える本当に良い先生がいらっしゃる事務所なので、私自身の口コミが、私と同じように法律事務所を探しているけど、あと一歩が踏み出せない誰かの背中を押せればと思いレビューを書かせて頂きました。

この度は本当に、お世話になりました。有り難うございました。
40代男性

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