【弁護士徹底解説】「外ではいい人」な夫に辛くなるあなたへ。大阪のモラハラ離婚・証拠収集の完全ガイド

こんにちは。弁護士法人かがりび綜合法律事務所、代表弁護士の野条です。

「夫は職場や友人からは『理想の旦那さん』と言われている」 「でも、家の中では私のことを無視し、『誰のおかげで飯が食えるんだ』と罵倒する」 「辛いけれど、暴力を振るわれたわけではないから、離婚なんてできない…」

大阪で多くの離婚相談を受けていると、このような**「誰にも信じてもらえない孤独」を抱えた女性に多く出会います。 それは、あなたが弱いからではありません。相手が巧妙な「モラルハラスメント(精神的DV)」**の加害者だからです。

今回は、当事務所の作成したオリジナル資料と、実際の裁判例に基づき、**「モラハラ夫の正体」「裁判で勝つための証拠の集め方」そして「子供を守る方法」**について、どこよりも詳しく解説します。


第1章:【診断】その「違和感」は間違っていません

モラハラ夫の最大の特徴は、**「二面性」**にあります。 資料(モラハラに気づくために)にあるように、彼らは意図的に「表の顔」と「裏の顔」を使い分けています。

1. 「理想のパートナー」という仮面

  • 周囲の評価: 「優しそう」「仕事熱心」「愛妻家」
  • あなたへの対応: 交際中は「私にだけ優しい」「最高の相手」だったはずです。

2. 結婚後・密室での「豹変」

しかし、結婚や出産を機に、彼らは本性を現します。以下のような兆候はありませんか?

  • 店員への態度: レストランのスタッフやタクシー運転手など、「自分より弱い立場」の人に横柄な態度を取る。
  • 家の中では別人: 外面は完璧なのに、帰宅した途端に不機嫌になり、あなたを無視したり、ため息をついたりして「無言の圧力」をかける。
  • 孤立させる: 「お前の親は常識がない」「友達と会うな」と言い、あなたを社会から孤立させようとする。

これらは単なる性格の問題ではありません。あなたを支配下に置こうとする**「精神的暴力」**です。


第2章:証拠がないと負ける?「賢い記録術」を伝授

モラハラ夫は、裁判や調停の場では「そんなことは言っていない」「妻の被害妄想だ」と平気で嘘をつきます。しかも、外ヅラが良いため、調停委員さえ騙されてしまうことがあります。 真実を認めさせ、有利に離婚を進めるための**「3つの証拠」**を集めてください。

① 音声・動画(最強の武器)

言った言わないの水掛け論を終わらせる決定打です。

  • 何を: 怒鳴り声、長時間にわたる説教、物を投げたり叩いたりする音。
  • コツ: スマホの録音アプリやボイスレコーダーを使い、相手に気づかれないように録音します。「日常的に行われている」ことを示すため、1回だけでなく複数回記録してください。

② 日記・メモ(詳細な記録)

音声が撮れない時でも、詳細なメモは証拠になります。

  • 書き方: 「いつ(日時)」「どこで(場所)」「誰が」「何を言った・したか」「その時どう感じたか(恐怖、動悸など)」
  • 具体的に: 単に「ひどいことを言われた」ではなく、「23時、リビングで『お前は寄生虫だ』と大声で30分間罵倒された。恐怖で手が震えた」と書くことで、裁判所での信用性が格段に上がります。

③ 第三者の記録(客観的な証明)

あなた以外の第三者が作成した記録も有効です。

  • 医師の診断書: 不眠や動悸で心療内科を受診し、「適応障害」などの診断書をもらう。
  • 相談記録: 警察や配偶者暴力相談支援センターへの相談実績。
  • LINEやメール: 友人や家族に「夫が怖くて帰れない」などと相談した履歴。

【弁護士からの注意点:安全第一】 証拠集めをしていることが夫にバレると、逆上されて危険な目に遭う可能性があります。日記は隠し場所を工夫する、スマホのデータはクラウドに保存してパスワードをかけるなど、**「安全対策」**を徹底してください。


第3章:裁判所は認めるのか?「モラハラ」の判例

「言葉の暴力だけで離婚できるの?」と不安な方もいるでしょう。 しかし、裁判所は**「人格を否定する言動」**に対して、非常に厳しい判断を下しています。

実際に離婚が認められたケース

  • 「誰に食わせてもらっているんや」(神戸家裁伊丹支部判決) 些細なことで激高し、「誰に食わせてもらっているんや」と威圧し、妻や子供に土下座を強要した夫に対し、離婚を認めました。
  • 大声での封殺(東京地裁判決) 妻が意見を言うと、ことごとく大声を出して封じ込め、妻の人格を無視し続けた夫に対し、婚姻関係破綻の責任を認めました。
  • 異常な潔癖症と支配(東京家裁立川支部判決) 家族の持ち物を勝手に消毒したり、生活行動を過剰に制限したりする行為を「精神的暴力」と認定しました。

第4章:子供を連れて逃げたい。「親権」と「面会」の真実

「夫から『お前には経済力がないから親権は渡さない』『子供を連れて出たら誘拐だ』と脅されている」 これも、モラハラ夫の常套句です。しかし、法的には間違いです。

1. 親権は「監護実績」が最優先

親権を決める際、経済力よりも重視されるのは**「これまで誰が子供を育ててきたか(監護実績)」**です。 あなたが普段から子供の世話をしているなら、別居後の生活保護や養育費を含めて生活が成り立つ限り、母親が親権を持つケースが圧倒的多数です。

2. 「子供の安全」vs「会う権利」

夫は「子供に会わせろ」と要求してくるでしょう。原則として親には面会交流権がありますが、資料(親の権利と子供の安全)にある通り、**「子供の福祉(安全)」**が最優先されます。 以下のような場合、面会交流は制限・禁止される可能性があります。

  • 子供自身が父親を怖がっている場合
  • 子供の前で妻を罵倒していた場合(面前DV=児童虐待)
  • 面会することで子供の精神状態が不安定になる場合

私たちは、あなたの代理人として「子供の安全が守られない限り、面会には応じられない」と毅然と主張します。


おわりに:あなたは一人じゃありません

モラハラの被害者は、長い間支配され続けた結果、「私が悪いんだ」「逃げても無駄だ」と思い込まされていることがよくあります。 しかし、それは間違いです。

あなたがビクビクして暮らす姿を、お子様に見せたいですか? お子様が一番望んでいるのは、高価なおもちゃでも広い家でもなく、**「ママが笑顔でいること」**です。

弁護士法人かがりび綜合法律事務所は、モラハラ・DV案件に特化したチームを持っています。

  • 夫と直接話さなくていい(弁護士が窓口になります)
  • 証拠の集め方を具体的にアドバイスします
  • 別居中の生活費(婚姻費用)を確保します

相談は勇気がいることですが、まずは話を聞かせてください。 秘密は厳守します。あなたの心が壊れてしまう前に、私たちに助けを求めに来てください。

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野条 健人 代表弁護士
大阪を拠点に、男女問題・離婚・DV・モラハラなど、デリケートな問題を抱える方々の相談に親身に対応しています。ただ法律的な解決を目指すだけでなく、依頼者様の気持ちに寄り添い、心の負担を少しでも軽くすることを大切にしています。 「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりのお話を丁寧に伺い、最適な解決策をご提案します。お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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