「もう、あの場所へは戻らない」勇気ある別居からの再出発。DV夫から『婚姻費用』と『将来の安心を叶える財産分与』を獲得した50代女性の解決事例【弁護士 野条健人ブログ】

「もう、あの場所へは戻らない」勇気ある別居からの再出発。DV夫から『婚姻費用』と『将来の安心を叶える財産分与』を獲得した50代女性の解決事例【弁護士 野条健人ブログ】
弁護士の野条健人です。

DV(ドメスティック・バイオレンス)やモラハラ(モラルハラスメント)に苦しみながらも、様々な事情からすぐに離れることができず、長年耐え忍んでいらっしゃる方は少なくありません。

そして、いざ「もう限界だ」「これ以上は無理だ」と、勇気を出して別居に踏み切ったとしても、その後の生活費や将来への経済的な不安が、新たな壁として立ちはだかることも現実です。特に、夫が多くの財産を管理している一方で、ご自身の預金がわずかしかない、といった状況では、その不安は一層大きくなるでしょう。

今回は、私が担当させていただいた、長年のDVに耐え、別居を経て、経済的な自立と将来の安心を勝ち取った50代女性のケースをご紹介します。同じように苦しんでいる方、別居中で不安な方にとって、「一人じゃない」「光はある」と感じていただける事例となれば幸いです。

事案の概要:DVからの別居、立ちはだかる「お金」の壁
ご相談にいらしたのは、50代のA様です。長年にわたり夫からのDVに苦しまれ、精神的にも追い詰められた結果、意を決して別居を開始されていました。

別居はできたものの、A様はご自身の収入が少なく、それまでの生活費はほぼ夫に依存していた状況でした。一方、夫は多額の財産を所有していると聞いてはいましたが、その詳しい内容や金額はA様には全く分かりませんでした。

「このままでは、生活していくのが精一杯で、離婚なんて考えられない…」「夫がどれだけ財産を持っているのかも分からないのに、どうやって自分の分を主張すればいいのだろう…」

心身の傷に加え、経済的な不安が、A様を深く苦しめていました。この状況を打開し、安心して今後の人生を送るための離婚を実現したい、と、かがりび綜合法律事務所にご相談くださいました。

【ご依頼前のA様のご状況】

長年のDV被害: 夫からの精神的・肉体的DVに深く傷ついていた。
勇気ある別居: 自らの安全のため、困難な状況下で別居を実行していた。
深刻な経済的不安: 夫は多額の財産を持つ一方、ご自身の預金はわずかで、別居後の生活費にも困窮。夫の財産内容も不明。
将来への懸念: このままでは経済的に自立できず、離婚後の老後が心配。
弁護士 野条健人のサポート:安全確保と経済的基盤の確立へ
DV被害者の方が弁護士にご相談されるとき、私たちが最も大切にしているのは、まずご依頼者様の安全と心のケアです。そして、このケースのA様のように別居されている方にとっては、何よりも経済的な不安を解消し、安心して話し合いを進められる環境を整えることが喫緊の課題でした。

私はA様からこれまでの苦労や現在の状況を丁寧に伺い、DV被害にあったことへの共感を示しながら、「もう一人で抱え込まなくて大丈夫です」とお伝えしました。そして、A様の状況に合わせた具体的なサポート計画をご提案しました。

【弁護士 かがりび綜合法律事務所の対応プロセス】

別居中の生活費を確保 ~ 婚姻費用分担調停の申立て ~: まずは、A様が安心して別居生活を続けられるよう、夫に対し婚姻費用(別居中の生活費)の支払いを求める調停を速やかに申し立てました。これにより、別居中に経済的に追い詰められる状況を防ぎました。
夫の財産を明らかにする ~ 財産調査・開示請求 ~: 夫がどれだけ財産を持っているか不明瞭だったため、預貯金、有価証券、不動産など、夫名義のあらゆる財産を調査し、その開示を強く求めました。これにより、適正な財産分与額を算定するための基礎情報を得ることに成功しました。
未来への扉を開く ~ 離婚調停と財産分与・慰謝料請求 ~: 婚姻費用の目途が立った後、離婚調停を申し立てました。調停では、夫の財産全体を基に、A様が長年築き上げてきた夫婦共有財産への貢献分をしっかりと主張し、老後生活も安心して送れるだけの十分な財産分与額を請求しました。
DVの責任を問う ~ 慰謝料請求と交渉 ~: 夫の長年にわたるDV行為は、離婚原因としてだけでなく、A様が受けた精神的苦痛に対する賠償(慰謝料)の対象となります。私たちは、夫の有責性(婚姻関係を破綻させた責任)を明確に主張し、DVに対する慰謝料を請求しました。この慰謝料請求は、財産分与とは別に、A様の受けた苦しみに対する正当な補償であり、全体の交渉において、A様の権利を守る上で重要な要素となりました。
事件の成果:経済的自立と心の平穏を取り戻す
粘り強い交渉の結果、A様は以下の成果を獲得し、長年の苦しみから解放されることができました。

安定した別居生活の確保: 婚姻費用分担調停により、別居中でも経済的に困窮することなく、落ち着いて今後のことを考える時間を確保できました。
将来への安心を叶える財産獲得: 夫が所有する財産の中から、A様が今後の人生、特に老後を経済的な不安なく送るのに十分な財産分与(これにはDVに対する慰謝料分も含め、総合的な経済的解決としての意味合いが強いです)を獲得することができました。
これにより、A様は長年のDVによる心身の傷を癒しながら、経済的な心配をすることなく、ご自身の力で新たな人生を歩み出す確かな基盤を築くことができたのです。

弁護士 野条健人からのメッセージ
「A様が別居という大きな一歩を踏み出されたこと、そして弁護士に相談するというさらなる勇気を出されたことに、心から敬意を表します。長年のご苦労が報われ、経済的な基盤を築いて未来へ進むお手伝いができたことを、弁護士として非常に嬉しく思っています。

DVやモラハラからの回復には時間がかかりますが、経済的な安心感が心の平穏を取り戻すために重要であることも少なくありません。

当事務所では、DV被害者の方の抱える特有の困難や不安を深く理解し、安全の確保を最優先に、婚姻費用、財産分与、慰謝料請求など、法的な手段を駆使して、依頼者様の未来をしっかりと守るためのサポートを行っています。夫がどれだけ財産を持っているか分からなくても大丈夫です。弁護士が代理人として、財産調査から交渉、手続きまで、全て責任を持って進めます。

一人で悩みを抱え込まず、どうか私たち専門家にご相談ください。あなたの心に寄り添い、安心して新しい人生をスタートできるよう、全力でサポートすることをお約束します。」

ご依頼をお考えの方へ:あなたの安心のために、まずはご相談を
もしあなたが今、DVやモラハラに苦しんでいる、別居中だが経済的に不安がある、夫が財産を持っているのに情報がない、といった状況でお悩みでしたら、どうか諦めないでください。

あなたの抱える問題に、経験豊富な弁護士が真摯に耳を傾け、具体的な解決策をご提案いたします。

弁護士法人かがりび綜合法律事務所では、[事務所の初回相談に関する情報やリンク – 例:初回相談無料、電話やオンライン相談可など] で承っております。秘密は厳守いたしますので、安心してご相談ください。

あなたの未来のために、最初の一歩を踏み出す勇気を、私たちが全力で応援します。

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野条 健人 代表弁護士
大阪を拠点に、男女問題・離婚・DV・モラハラなど、デリケートな問題を抱える方々の相談に親身に対応しています。ただ法律的な解決を目指すだけでなく、依頼者様の気持ちに寄り添い、心の負担を少しでも軽くすることを大切にしています。 「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりのお話を丁寧に伺い、最適な解決策をご提案します。お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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